次回の大会

日本18世紀学会第46回大会(於・大阪大学・豊中キャンパス)のお知らせ

 

 日本18世紀学会第46回大会は、2024年6月22日(土)・23日(日)に、大阪大学文学部(豊中キャンパス)で開催します。久々の全面対面形式での開催となります。奮って御参加いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 今回は12件の自由論題報告のほか、22日午後には、学会企画として「甦る『ある精神の軌跡』 ― 水田洋と社会思想史の道」と題して昨年物故された水田洋先生の追悼シンポジウムを開催します。コーディネーターは大塚雄太幹事(愛知学院大学)が務め、安藤隆穂(名古屋大学名誉教授)、梅田百合香(桃山学院大学)、坂本達哉(慶應義塾大学名誉教授)、植村邦彦(関西大学名誉教授)各氏が登壇されます。

 同日には、開催校の吉田耕太郎会員の企画により、大阪大学人文学研究科との共催で、「近世箏曲における東西接触のミッシングリンク ― 近現代日本の音楽研究者たちの夢」と題して、大阪大学の鈴木聖子氏講演、片岡リサ氏(箏)、橋本桂子氏(十七絃)、および大阪大学合唱団TEMPEST(合唱)演奏による、当学会恒例のレクチャーコンサートが予定されています。終了後には、事前申し込み制で懇親会も開催されます。

 なお、23日午後に予定されている共通論題は、「フランス革命から問い直す18世紀」と題して、永見瑞木幹事(大阪公立大学)をコーディネーターとし、松浦義弘(成蹊大学名誉教授)、楠田悠貴(東京大学大学院)、梅垣千尋(青山学院大学)、上田和彦(関西学院大学)、熊谷英人(明治学院大学)各氏から御発表をいただきます。

プログラム・レジュメ(PDF)はこちら 大会にあたっての諸注意はこちら

懇親会は、レクチャーコンサートの終了後、⼤阪⼤学・南部陽⼀郎ホールにて開催します。
懇親会の会費は5000円となります。⼈数把握、事務⼿続きの簡略化のために、事前のお⽀払いをお願いします。
支払用リンクはこちら:https://peatix.com/event/3899382

*会員以外の参加者は、参加費(1000円)が必要となります。下記リンクより、参加費を事前にお⽀払いください。ただし、レクチャーコンサートは無料の⼀般公開で⾏われます。
支払用リンクはこちら:https://peatix.com/event/3899367

託児サービス利用費用補助について
学会参加のため、託児サービスが必要な方は各自お申し込みの上、領収書を後日学会事務局へご送付下さい。引き替えに費用の半額を学会で負担します。

 

日本18世紀学会 第46回全国大会プログラム 

 

総会・研究会:文法経講義棟
       A会場(文41講義室) B会場(文11講義室) C会場(文12講義室)
レクチャーコンサート・懇親会:南部陽一郎ホール

 

◯6月22日(土)

10:00 開会式(B会場)

10:10-11:00 自由論題報告(1)

B会場 紫垣聡(大阪大学)
「18世紀後半プロイセンにおける官庁統計の成立と発展」
 司会:原田哲史(関西学院大学)

C会場 長谷部圭人(日本学術振興会・早稲田大学大学院)
「諮問機関としてのパリ大学医学部 — 1763年以後の種痘論争をめぐって」
 司会:隠岐さや香(東京大学) 

11:10-12:00 自由論題報告(2)

B会場 大林侑平(日本学振振興会・東京大学)      
「幸福な食卓につく啓蒙家たち — 18世紀ドイツ語圏の官房学的言説における料理、健康、統治」
 司会:小谷英生(群馬大学)

C会場  山下裕大(ソルボンヌ大学大学院)
「埒外のピボット — トリヴランと『贋の侍女』」
 司会:井上櫻子(慶應義塾大学)
                                                
12:00-13:00 昼食・幹事会

13:00-13:50 自由論題報告(3)                      

B会場 藤原いお(京都大学大学院) 
「エドマンド・バークの劇場−社会論 — 青年バークの演劇論を中心として」
 司会:中澤信彦(関西大学)

C会場 馬場有里子(エリザベト音楽大学)
「『子ども』を対象、主題とする音楽作品 — 啓蒙の世紀における事例をめぐって」
 司会:小田部胤久(東京大学)

14:00-16:30 学会企画・水田洋先生追悼シンポジウム(A会場)

「甦る『ある精神の軌跡』— 水田洋と社会思想史の道」
コーディネーター:大塚雄太(愛知学院大学)
安藤隆穂(名古屋大学名誉教授)
「水田洋 — 『社会思想史』の樹立と『近代的個人』の探求」
梅田百合香(桃山学院大学)
「『有機的な統一性をもった思想史』とホッブズの近代性」
坂本達哉(慶應義塾大学名誉教授)
「水田洋のアダム・スミス研究とスコットランド啓蒙研究」
植村邦彦(関西大学名誉教授)
「水田洋のマルクス主義」

16:45-18:15 レクチャーコンサート(南部陽一郎ホール)

「近世箏曲における東西接触のミッシングリンク — 近現代日本の音楽研究者たちの夢」(大阪大学人文学研究科共催)
講師: 鈴⽊ 聖⼦(⼤阪⼤学⼈⽂学研究科)
箏: ⽚岡 リサ(⼤阪⾳楽⼤学)
⼗七絃: 橋本 桂⼦(⼤阪⾳楽⼤学)
合唱: ⼤阪⼤学合唱団TEMPEST

18:30-20:00 懇親会(南部陽一郎ホール)                     

◯6月23日(日)

10:00-10:50 自由論題報告(4)

B会場 藤山土瑠那(慶應義塾大学大学院)
「‘Enquiry’ の思想史試論 — W・ゴドウィンにおいて交差する神学・教育・統治批判」
 司会:壽里竜(慶應義塾大学)

C会場 村山雄紀(早稲田大学)
「線遠近法から全体的なまとまりへ — 17世紀後半から18世紀フランスにおける「一瞥」の変容をめぐって」
 司会:船岡美穂子(放送大学)

11:00-11:50 自由論題報告(5)                                       

B会場 内藤正博(大阪大学大学院)
「ウルストンクラフトにおけるグローバルな正義 — コスモポリタンと「国民性」」
 司会:梅垣千尋(青山学院大学)

C会場 秋元陽平(ジュネーヴ大学・東京大学大学院)
「趣味の逆説から世紀病へ — フランス啓蒙美学のひとつの帰趨」
 司会:桑原俊介(東京大学)

11:50-13:00 昼食・総会(A会場)

13:00-13:50 自由論題報告(6)

B会場 松園伸(早稲田大学)
「『スコットランド啓蒙と議会政治』 — ジェームズ・メイトランド、第8代ローダーデール伯爵 (James Maitland, 8th earl of Lauderdale, 1759-1839) を中心として」
 司会:佐藤空(慶應義塾大学)

C会場 鳴子博子(中央大学)
「なぜフランス革命は独裁を生んだのか — 『最高存在の祭典までは国家は死滅状態だった』を仮説として」
 司会:川出良枝(東京大学)(川村文恵(慶應義塾大学))

14:00-17:00 共通論題(A会場)

「フランス革命から問い直す18世紀」
コーディネーター:永見瑞木(大阪公立大学)
松浦義弘(成蹊大学名誉教授)
「日仏革命史研究の回顧と現在」
楠田悠貴(東京大学大学院)
「フランス革命と二つのイギリス革命史解釈 — デイヴィッド・ヒュームとキャサリン・マコーリー」
梅垣千尋(青山学院大学)
「イギリスの『フランス革命論争』と女性思想家たち — 『啓蒙』理解をめぐって」
上田和彦(関西学院大学)
「 『恐怖政治』と最高存在の祭典 — ロベスピエールによる人民の再生」
熊谷英人(明治学院大学)
「フランス革命期ドイツとルソー」