日本18世紀学会研究会

2019/12/02

報告者:小関武史(一橋大学)

コメンテーター:逸見龍生(新潟大学)

 

タイトル:切り裂かれた『百科全書』

 

要旨:一橋大学社会科学古典資料センターが所蔵するジュネーヴ版『百科全書』第2巻には、ページを切り取ったり文章の一部をインクで塗りつぶしたりした跡が随所に見られる。それらは偶然の事故ではなく、ある時期の所有者が明確な意図をもって施した損傷行為であるように思われる。一体誰の所業なのか。損傷箇所を具体的に検証しつつ、謎に迫りたい。

 

日時:2019年12月21日(土)15時45分~16時45分

場所:一橋講堂 特別会議室101 東京都千代田区一ツ橋 2-1-2 学術総合センター内

http://www.hit-u.ac.jp/hall/accessjp.html

 

主催:日本18世紀学会

問い合わせ先: jsecs18[[at]]gmail.com([[at]] を @ に)

協賛:「啓蒙の言説圏と浮動する知の境界:貴重書・手稿・デジタル資料を総合した18世紀研究」(科研費基盤研究B)研究グループ、および「『百科全書』の編集史的研究:知の生成と転位」(科研費基盤研究B)研究グループ。

備考:一般参加可・事前予約不要